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○身体障害児(者)は18歳未満が9万1700人(在宅8万1000人、施設入所1万700人)、18歳以上は約285万6000人(在宅272万2000人、施設入所約13万4000人)である。
在宅身体障害者の障害を種類別にみると、肢体不自由者が57%、聴覚障害者、視覚障害者がそれぞれ13%、内部障害者が17%となっている。
また、年齢階級別に構成比をみると、身体障害者数の49%は65歳以上の高齢者である。

 

○精神薄弱児(者)は18歳未満が11万5100人(在宅10万人、施設入所1万5100人)、18歳以上は約25万4400人(在宅16万8200人、施設入所8万6200人)、不詳1万5700人である。在宅精神薄弱児(者)についてみていくと、障害の程度は、最重度が3万5200人で12.4%、重度が8万8300人で31.1%と重度の人は合わせると43.5%にもなる。
在宅精神薄弱児(者)のうち8万2800人の29.2%が就学中であり、これらの60.4%が障害児のための学校に通学している。
学校を卒業した人は18万200人の63.5%であり、これらの22.6%が職場・会社を、24%が作業所と通所施設を日常活動の場としているが、46.2%は自宅にいて家以外の活動の場を持てない状況にある。

 

○精神障害者は精神障害者社会復帰施設入所者が1195人(1993年10月)、精神病院に入院者が34万3926人(1994年6月末日)で病院に入院している精神障害者が多い。入院中の精神障害者は精神分裂病が21万895人(61.3%)と最も多い。

 

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